八代市にある国の名勝と言えば❕
八代市立図書館横、八代警察署前に位置する ”松浜軒(八代市北の丸町)”は、八代城代-松井直之が、
その母親である崇芳院尼の為に1688年(元禄元年)に建立したお茶屋です。
つい先日の母の日に、カーネーションををはじめ、様々なプレゼントをもらった世のお母さま方の嬉しい笑顔が目に浮かびますが、いつの時代も母を思う子の心は同じなんですね(*^▽^*)
私はずいぶん昔に、勤めていた会社全員で(招待された? 記憶が定かではありませんが(^_^;))
建物の中に入り、茶室・家宝を展示した和室・庭を望む廊下・来客をもてなす大部屋小部屋等々見学しました。
趣きのある広い和室で、お食事も頂きました。(現在は食事は無理かな?)
部屋から眺める庭園の緑の美しさは勿論、庭に咲きほこる花々の美しさに感動したのを覚えています。
建立当時は、松林越しに八代海や雲仙を望む雄大な庭園だったとか。
八代海を望むなんて、今はちょっと想像し難いですね。
丁度今の時期は、肥後花菖蒲、池に浮かぶ花睡蓮、燕子花(かきつばた)、半夏生(はんげしょう)が咲き誇り
見学するのに持ってこいの時期です。6月には茶会も催されているとの事です❣
日々の喧騒からしばし離れ、松浜軒の庭園を眺めながら、肥後のお殿様お姫様、八代城主になった気分で、
元禄、宝永の時代に思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね